蓮室 あきら

1970年生まれ。大阪市在住。既婚。本来は、テキトー男。ジャーナリスト・コラムニスト。様々な場面から得た、新たな発見、癒された事、穏やかな気持ちを、日記にしています。【この名前でも、実名の漢字でも、執筆・掲載した事はありません。(プライベート日記です)】

日本一高い「あべのハルカス」の中は、地元庶民の街

昨日、あべのハルカスに入りませんでしたが、周りに用事があって外からだけ眺めました。

あべのハルカスは、日本一の高さで地上300メートルのビル。

なので、大阪の観光名所の一つとなっています。


「しかし、実際は・・。」

私を含め地元の大阪市民は、「地元庶民のためにある一つの街と化したビル」として利用しています。


◆「あべのハルカス」と共存している、デパート「近鉄本店」と共に、エレベーターでの移動だけで、楽に安価な物がたいてい揃うので、大変便利と感じ、よく利用しています。


それぞれの診療科目の各開業医などと、大きな調剤薬局にすぐに行けて、ドラッグストアがあるので、なんとなく安心が。

たまに、レストラン街やカフェに。

トミカ」の「ミニカー」が好きなので「おもちゃ売場」や、チェーン店の鉄道模型店「ポポンデッタ」に立ち寄ったりします。

大手家電量販店のエディオンは品揃いが良く安くて、
食品売場や、回転寿司店の「がんこ」にもよく行きます。

100円均一ショップの「キャンドゥ」。

広い「文具売場」。

大きな「書店」も品揃えが豊富。

また、銀行など金融機関も、交通の便が良いので、ごくたまに行きます。

さらに、多くのオフィス街の内、いくつか取引先があって、早く着いた時にはビル内のあちらこちらで時間をつぶせます。

あべのハルカスで「一番好きな場所」は、低層階と高層階の中間くらいにあります「ファミリーマート」です。

ここにはイートインコーナーがあって、眺めがとても最高です。


◆生活雑貨や衣料品売場もありますが、あまり安く無いので、自宅近くの方が合理的に感じます。


◆なにより交通の便が良くて、「地下鉄(大阪メトロ)」や「近鉄大阪阿部野橋駅」に直結しており、歩道橋か地下を1分歩けば、「JR天王寺駅」や「バス停」、路面電車の「阪堺電車の停留所」があり、とても便利です。


◆1階の表には「タクシー乗り場」がありますが、タクシーはなかなか来ません。
それは、公共交通機関を利用する方が便利だから、あべのハルカスからタクシーを利用する人が少ない様です。


◆確かに、観光スポットも様々あります。

あべのハルカスにある「大阪マリオット都ホテル」は、夜景が綺麗だと言われています。

「ハルカス300」(展望台)は、58階~60階にあり、日本一の高さ300メートル。
天候が良ければ、兵庫県の「六甲山・明石海峡大橋・淡路島」、生駒山、そして関西国際空港などを見れます。

しかし、あまり大阪らしく感じません。

なぜなら、地上300メートルという高い場所から眺めるだけに、「間近にある大阪市内」は、下の方に小さく見えて、ついつい「遠くにある、それら「大阪府郊外や他府県」を見る事に満足してしまう様に感じるからです。

大阪を味わっているようには感じません。

実際のところ、あべのハルカスで外国人観光客の方々を見た事がありません。


◆むしろ、大阪市内の「あべのハルカスからでは外を見る」のではなく、「キタ(梅田)や、それら大阪府内の郊外や他府県」から見る「あべのハルカス」の方が、大阪らしく感じます。

なぜなら「大阪市内のビル群」と共に「あべのハルカス」がよく見えるからです。


◆そういったわけで、あべのハルカスは地元大阪市民の街として大変便利で合理的だと感じるのですが、大阪市「観光」としてはいかがなものかなと疑問に思うしだいです。



ただ、空は晴れ渡り、見上げて見るとやはり高いビルだなと感じました。