◆大阪駅のホーム上空の巨大なドーム屋根よりも、憧れの駅は・・。
◆ドーム屋根は、駅の北側の新北ビル12階部分と、反対側の架構に、最大傾斜角度23度でホーム上に架かっています。
以下3枚とも、撮影は、2023年4月。
◆昼夜にわたり新北ビルエリアで鉄骨を地組みし、夜間にジャッキを使ってホーム上空へと送り出されました。
そのビルの屋上で組み合わせた8つの部材は、200トンのクローラークレーンを利用し、ベント構上で組み立てられたそうです。
組み立てられたトラスは、東・西両側へ7回ずつスライドさせ、東西7列ずつの屋根が完成する事となりました。
その後、クローラークレーンを小型のクレーンに組み替えて、すき間を組み立てられたそうです。
◆また、ホーム側には、基礎となる鉄骨柱を事前に建て込んだそうです。
ホーム上の作業は、駅を閉鎖できる深夜1時半から4時までの2時間半に限定されたとも聞きます。
◆そして、翼を広げるように姿を現したドーム屋根は、東西約180m、南北約100mとなりました。
なお、橋上駅の鉄骨組み立てから送り出しは、わずか4ヵ月で完了したそうです。
◆総重量は、約3,600トン。
また、ドーム屋根には、免震技術が採用されているそうです。
◆大阪駅は、1874年(明治7年)5月、国鉄の駅として、神戸駅との間の鉄道開通と同時に開業しました。
やがて、1889年(明治22年)7月、東京駅~大阪駅~神戸駅間の全線開通が成されました。
◆そして今年2023年3月、大阪駅の地下ホームが開業して、(京都~関空を結ぶ)特急「はるか」と、特急「くろしお」の停車駅となりました。
◆さてこの先、2031年、その地下ホームには、南海電鉄も、なにわ筋線を通して乗り入れる予定との事です。
◆しかし、この大阪駅や、神戸駅、三ノ宮駅も、新幹線が停車しません。
◆なので、京阪神地区においての本当の巨大ターミナル駅は、新幹線が停まる京都駅なのかも知れません。
私鉄各線も停車しています。
◆そういった面で見ると、東京駅や、上野駅などなどは、やはり素晴らしいと思いますし、JR在来線と新幹線が同じ停車駅である各地域のターミナル駅は、より発展していく様に思えてなりません。
◆また一方で、京阪神地区のサラリーマン定年退職者の方々は、新幹線駅周辺などよりも自然豊かな場所で暮らしたいと言い続けてきています。
◆将来、私は、新幹線駅の無い松本駅界隈に住みたいです。
松本市は、岳々に囲まれていて、思い出深くもあるからです。
◆この先の未来は、いかに・・
◆今朝は少し肌寒いですが、行ってきます。
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