蓮室 あきら

1970年生まれ。大阪市在住。既婚。本来は、テキトー男。ジャーナリスト・コラムニスト。様々な場面から得た、新たな発見、癒された事、穏やかな気持ちを、日記にしています。【この名前でも、実名の漢字でも、執筆・掲載した事はありません。(プライベート日記です)】

特殊清掃会社にお世話になって


【2月18日、数分、設定をしておりまして、

もしかすると一時非公開になったかも知れません。】





◆さて、本題です。



【特殊清掃会社にお世話になって】



この4~5年で、二度も特殊清掃会社の経営者さんにお世話になり、たいへん恩を受けたエピソードです。




孤独に亡くなった人が、親族や友人の誰でもありませんでした。





◆「特殊清掃員さんの仕事」を初めて知ったのは、私が妻と賃貸マンションを借りてから数年後でした。




◆ある日、浴室の換気扇から異臭がしました。


最初は、ネズミかの小さな動物が迷い込んで、その死骸から出てくるにおいだと、あまり気にしませんでした。


やがて、異臭は動物の死骸からとは思えない様に変わります。




数日後、近隣の人が警察に通報したようで、帰宅すると、警察官と引っ越し業者さんの様な方々が1階いました。



当然ながら、「何があったんですか?」と警察官に質問しました。



孤独に病死された人が見付かったとの事・・





◆その後、何日間もかけて、引っ越し業者さんなのか、内装工事業者さん等かが、様々な作業をされていました。



孤独死」をされた様だったので、ご近所に聞いてみると、それらの作業は全て「特殊清掃会社」による物だと・・。




◆防毒マスクのような物を付けて、床板など全てを取りかえていらっしゃいました。




◆後に、特殊清掃員さんがどのような仕事をされているのだろうかと書店に。




ご遺体を所定れた場所に安置・ご遺族の元にお返ししたり、主には遺品整理をされているとの事。




◆その本を読んでみて、凄い仕事だと思ったと共に、「守秘義務」を徹底された方々だと感じ受けました。




◆その後、私と妻は、転居する度。




備品は備品として残して下さり・・


自ら購入し不要となった家電品等の処分・・


個人情報等がある物を、依頼した住所に的確に送って貰える特殊清掃会社さんを探しました。




◆なにぶん時間が取れなかったからです。





◆高額請求をする特殊清掃会社さんが多い中、ある社長さんにたまたま電話が繋がりました。


値引き交渉などしません。



見積書をFAXで送って下さり・・




◆「その特殊清掃会社さんへの費用」と「引っ越し業者さんが出来ない事・費用」と「個人情報」を考えました。




◆その経営者さんの「特殊清掃会社」さんに、全てをお願いしました。



管理会社さんとの立ち合いまでもして下さり、結局は単なる引っ越し費用よりも格安となりました。



追加料金もありませんでした。





◆なので、その経営者さんに全て委ねる事を、その後また一回お願いしました。





◆とにかく時間を取れなかったからです。





◆私の身のまわりに、今後も同様に、孤独なご遺体がなかろうとも、その経営者さんにまたお願いする事があるかも知れません。




◆その経営者さんに未だに会った事はありません。



しかし、その職業とその経営者さんは、「個人情報」を墓場まで持っていく人だと信じ委ねました。




◆そして、振込先の口座番号が、大手都銀の昔からある支店の「5桁」。



それはきっと、創業者さんが大切にしてこられ現在に至る「信頼のおける」物だと・・。




◆感謝の念はたえません、






◆◆◆