◆昨日、税理士の先生に会いました。
と言っても、私とそいつとは、幼稚園からの幼なじみで同い年、かつ男同士です。
◆昨日、あまりにも近所なので、迷惑にならないかと心配しつつ訪問してみました。
そこに居ましたので、ビックリしました。
昔の面影はそのまま。
彼も私に対して「懐かしいやん!どないしたん?」と家に入れてくれました。
◆幼い頃から頻繁に、そして高校受験の前にも、彼の家に歩いて遊びに行っていました。
数学が、ずいぶん得意な奴でした。
◆昨日以前、最後に彼の部屋に入ったのは、私たちが高校受験の前。
その時、彼の部屋には「参考書」が、富士山の如く積み上げられていました。
彼は、それらを「全部あげるよ」と言ってくれた記憶は、今でも鮮明です。
「あの頃、いつもコタツで勉強していた、○○ちゃん(男同士)の部屋は、ホンマに臭かったな」と、笑い話しとして話しました。
彼はニコニコとしながら、「そうやったかな」と答えてくれました。
その頃の私、数学が本当に苦手だったし、「彼の手書きの文字が入ったそれらの参考書」はとても貴重に感じて、何冊も貰いました。
彼は利口な奴でした。
もちろん、今もです。
◆やがて彼は、ある会社に入社しました。
その会社は、資本金だけでいえば日本最大手に匹敵します。
その後、彼は公認会計士になりました。
そこまでは聞いていました。
◆彼は、幼稚園の頃から変わらず、優しい性格でした。
思い出の話しがはずむ中、やはり双方の近況報告をする事になりました。
彼は今、全国でも有名な外食チェーン店で仕事をしているという。
その会社の財務会計をしているのか・・
はたまた、一店員さんをしているのか等・・
具体的な職種は彼のプライベートな部分に触れる事になるので、深く聞きませんでした。
◆一方、彼は、私が高校を卒業した後の事を何も知りませんでした。
別の高校に進学したので、それは当然です。
彼から聞かれたので、私は金融機関でサラリーマンを経て、フリー(自営業)のジャーナリストをしている事と、家族関連の近況を赤裸々に語りました。
◆さらに私は、「俺、後一ヶ月くらいはこの町にいるんやけどやな、嫁との問題で悩んでいるねん。しかも自分自身の内臓がヤバい状態やねん」等を、明確に告げました。
彼は、「わかった、アキラのご両親の財産管理と、あきら君に万が一があった時にもいろいろ全部やっとくわ」と、一こと言ってくれました。
すごく嬉しかったです。
◆その直後、そんな優しい幼なじみは、私の実家にも来てくれました。
私や両親の銀行口座や、契約している民間の生命保険などを確認しに来てくれました。
両親も、「よく来てくれたね」と、大歓迎。
◆私は彼の性格をよく知っているので、全てを委任する事に決めました。
先日、このブログに残した幼なじみの弁護士の事も、彼はよく知っていました。
なぜなら、双方が共有する同い年の幼なじみですから。
◆最後は、街に出て食事をしました。
お互いに、「半生いろいろあったな」と締めくくる事になりました。
◆ちなみに、いくら幼なじみであろうとも、報酬は支払わなければなりません。
なぜなら、彼が無償で受任するのは法外となり得ります。
しかし、そんな話しは昨日はしませんでした。
◆今これを書いていて、私は彼に対して「どの様な恩返しをすれば良いのだろうか」と考えています。
◆ありがとう。
私の心は、感謝に満ち溢れました。
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